紫式部墓所
いつのことだったか、暑い夏のある日、紫式部のお墓参りに行きました。
うろ覚えですが、普通の住宅街のようなところで集合墓地ではありません。
北大路堀川のバス停を降りて少し歩いたところです。
綺麗に整備され、紫色のお花もお供えされていて、管理が行き届いていました。
かなり前のことなのに季節を覚えているのは、お参りした時に蚊に足を10箇所以上刺され強烈な印象が残っているからです。マキシ丈の足首まであるロングスカートだったのにも関わらず。
夏に行く場合は蚊の対策をして行かれた方がよろしいです。
向かいかお隣に、小野篁のお墓もありました。紫式部と小野篁の関係性も面白いです。
ちなみに栃木県にも伝・紫式部の墓というのがあり、こちらは地名が「紫」ということから地方の豪族が建てた五輪塔を紫式部の墓というようになったとのことです。(環境庁の看板より)
青森にもキリストのお墓がありますが、なぜここにあるのかを考えることが日本民族史に関わるような大変興味深い研究テーマだと思うので、小学生・中学生の夏休みの自由研究にも良いかもしれませんね。
これから執筆活動を始める方、作家デビューをしたい方は紫式部にあやかって千年を超えて読み継がれるヒット作を生み出すべく、お参りしてみてはいかがでしょうか。